カネジュウの味
「ものづくりの本質と向き合う」という想いを込めた「禅」というブランドを商品に掲げ、時代が変わるなかでも変わらぬおいしさを追い求めてきました。
カネジュウ食品のすべての商品は、大豆や米・小麦・塩を原料に、創業以来共に歩んできた麹によってつくり出されたカネジュウにしか出せない味わいです。
麹づくりや味噌やあま酒の仕込みに欠かせない水には、南アルプスの伏流水・大井川の地下水を使用しています。国土交通省による水質が良好な河川にも選出されたことのある大井川の水が、この地でしかつくれない味の大事な要素となっています。
江戸の頃より地元静岡の人々のお腹と心を満たしてきた味。今後も変わらぬカネジュウの味をお楽しみ頂けるよう、日々精進して参ります
カネジュウの技術
米や麦、大豆を蒸したものに麹菌を付着させ、培養したものが麹です。味噌やあま酒づくりには良質の麹が欠かせません。麹づくりの一連の工程の中に伝統の技術、職人の知恵が詰め込まれています。
米に含まれている水分、製造室内の気温、湿度など条件は毎回違います。それらを踏まえ、最終的には職人の経験から適切な作業内容を判断します。麹づくりの主な仕事は温度管理です。寒すぎても暑すぎても良い麹にはなりません。麹づくりの最中は職人が泊まり込んで夜間も手入れを行い、麹を最適な温度に保ちます。麹室の中は室温30~40℃、湿度100%。この環境下、全て手作業で麹をかき混ぜるのはとてもきつい作業です。
米粒の内部まで麹菌が入り込み、ほのかに栗のような香りがしてほんのり甘いのが良い麹の証拠です。
カネジュウの品質管理
当社では、お客様に安心・安全な商品を提供するため、品質管理を徹底しております。自社内に設置された検査室では、専門知識・技術をもった担当者が日々、微生物検査や理化学検査などを実施し、原料や設備、商品をモニタリングしています。完成した商品の安全性を確認したうえで出荷しています。